■重曹を料理に活用。
重曹は昔からパンやケーキをふっくらさせるために使用されていました。
豆をやわらかく煮るときや山菜のあく抜き、また夏みかんの酸っぱさを軽減するために
重曹をつけて食べられた方もいらっしゃるんではないんでしょうか?
☆下ごしらえに使う。
肉・魚・野菜などの下ごしらえに重曹は大活躍します。
素材を柔らかくしたり、食感をよくしたり、臭いを取ったりと効果は様々です。
重曹にはわずかな苦みと塩けがあるので、気になるようなら下ごしらえの後、一度洗い流して調理してください。
※肉は重曹をひとつまみふるとやわらかくなり臭みも消えます。
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☆ふくらし粉として
ケーキなどの生地は重曹でふっくらと焼き上がります。より早くふっくらさせたいときは、あらかじめ酸性の材料が含まれているベーキングパウダーを使った方がいいでしょう。
重曹は独特の香りと苦みがあるので素朴な風味の焼き菓子を作るときなどに向いています。
※小麦粉に重曹を加えてふるいにかけるとクッキー、ドーナツ、ケーキ などが上手に焼けます。
☆材料を柔らかくする
重曹には肉や豆のタンパク質を分解させて水を浸透しやすくし、アルカリ作用によって繊維を軟化させる働きがあります。
黒豆やかたいステーキ肉などは重曹をひとつまみ入れることでやわらかく美味しくなります。
重曹の量は入れすぎないよう注意しましょう。
※重曹ひとつまみでやわらかく煮ることができます。
(注意:入れすぎると苦みが出ます)